potter

Kanae Nomura

滋賀県湖南市でご活躍中の野村佳苗さん 
琵琶湖の水草を使った技法を用いて
作品を作られました。
その名は「琵琶緋色(びわひいろ)」

琵琶緋色 ーびわひいろー

水草を利用した際に出る美しい緋色と
シジミなどを使った目跡を生かした
創意工夫のぎゅっと詰まった作品です。

utuwanomura

古くからある火襷の技法を応用し、焼成時に水草を生地に密着させることで土の緋色を引き出しています。

水草の分量によって緋色の濃さや範囲が変わります。
これまで何度も焼いた中での経験から、水草を生地につけていくのですが、毎回焼きあがってみないと結果が分からないものなので、いつも緊張します。

地元の、琵琶湖の水草を使って作陶できることはとても光栄で嬉しく感じます。

琵琶緋色以外にも様々な作風のものを作っていますが、特にその土地に繋がりのあるものでものづくりが出来るというのは作家のアイデンティティにも関わる大切なことだと思います。

今後は自分で掘った身近な土を使った生地なども使って、さらに新たな琵琶緋色も開発していきたいです。